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『世界一受けたい授業』3月10日放送分 / 中村智彦

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 『世界一受けたい授業』の3月10日放送分が、日本テレビのHPで見ることができます。→
 
 さて、写真が小さくてわかりにくいのですが、私が着ているワイシャツは、静岡県磐田市のコーデュロイ生産者のみなさんで構成される福田ジャパンブランド委員会が開発された新しい生地「solbreveco」で作られたもの。この生地は、コーデュロイなのですが、風通しがよく、冬だけではなく四季折々着ることができるように作られています。いつか、コーデュロイの工場も紹介したいですね。
 
 で、番組の中身から・・・
 今回、おもしろかったのは歯ブラシです。ライオンさんの明石工場にお邪魔したのですが、工場の建物が南国調で、なおかつ大阪万博チックな建物。




 工場は清潔で、自動化されたラインで、次々と歯ブラシが作られていきます。
 そこで、ちょっと疑問に思って質問したことが・・・それは、ここまで自動化されてしまったら、新製品が出た時にどのようにして新しい機械を作っていくのか、つまり、技術の伝承はどうなっているのかと言う点です。
 ライオンの方は、にこにこ笑って、「大丈夫ですよ。こちらを」と特別に見せて頂いたラインでは、熟練した技を持つ社員の方たちが検品作業中。まるでトランプを広げるように、さーーっと歯ブラシを広げて、瞬時に不良品をチェック。
 「人の技術があって、そして自動化ですよ。そのために、一見、不合理に見えますが、こうしてきちんと技術の伝承を行っています。」
 なるほど、やはりものづくりの基本は、「人の技」なのですね。

 ところで、工場見学をして、今までの製品が展示してあるコーナーで不思議なことに気がつきました。昔の歯ブラシは、ブラシの部分が大きい! 伺ってみると、1980年代頃から、だんだん小さくなる傾向があるそうです。理由は、まずもともと日本人は繊細な感覚を持っているために、小さめでよく磨けるということで、小型なものに人気があった。さらに、戦後世代になって、あごが小さく、小顔になったこと。そして、歯科医が推奨する磨き方が変ってきて、一本一本を丁寧に磨くという方法になってきたことなどが考えられるそうです。

 ライオン明石工場

※歯ブラシのブラシの部分になる繊維の束


※高速で糸が植え込まれていきます。


※検品が終わると、包装されていきます。


※思わず「懐かしい!」と声を上げてしまうが、確かに昔の大きい。


                
2007年5月23日(水) at 00:01 

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