HOME > 日記・その他 > コラム > 蝸牛的書状

蝸牛的書状 / 中村智彦

日記・その他 > コラム

 アメリカ郵政公社(United States Postal Service)の調査が、US Todayに載っていた。 

 それによると、Snail Mail(蝸牛手紙=封筒に入れて、切ってを貼って出す手紙)について、アメリカ人は

 「Eメールよりも、より個人的だ」67%
 「受け取るのが、ホントにうれしいね」56%
 「開けてもらうのが楽しみだね」55%

 と思っているそうだ。


 手紙は、書いて、それを折って、封筒に入れて、
封をして、切手を貼って、それをポストに持っていく。
 その作業の途中で、なんども考え直したり、思い
直したりする機会がある。

 メールはそれがないだけに、直接的で、刹那的な
部分がある。


 Eメールよりも、手書きの手紙の方が受け取るのも
出すのも楽しいけれど、そうした時間がなかなか見つ
からない。そういった悩みも、実際にあるだろう。


 合理的で、迅速なものを望む気持ちが、人類の進歩
を支えてきた。しかし、その一方で、より人間的で、
ゆったりしたものも、また、手放したくないと思うの
も人類の思いではないだろうか。
 それにしても、Snail Mail と名付けるセンスが
アメリカらしいユーモアだ。
2005年7月3日(日) at 02:32