青空の中で。

みなさまの支えがあって、今の僕が存在します。

Nへ。 / たいき

日記・その他 > いろいろ
「ごっつい、おいしすぎて、嫁さんと涙流しながら食べたわ。
 みんなにもありがとうって言うといて。よろしぅ頼むわ。」



今から8年前、結婚祝いということで、
僕の高校教員一年目時代を共に過ごした、
水泳部員の当時の一年生一同(5名)から、
しゃぶしゃぶ用のお肉をいただいた。

自分では決して買わないような高級なお肉で、
僕の人生の中で食べたお肉の中で、
一番おいしいと言っても大げさじゃないほどおいしかったことを、
今でも覚えている。

たぶん、お肉のおいしさだけじゃなく、
あの時代を共有した教え子たちからの贈り物だったので、
おいしさが増していたんだろうとも思う。

それほど感動したイタダキ物なのに…。
いい加減なもので、
連絡先がわかる代表者一人に電話して、
冒頭の台詞を言っただけだったと記憶している。

全員の電話番号を聞き、
全員に直接お礼を言うべきだったと悔いる。



今日、8年の時を越えて、直接お礼の言葉が言えた。
何を今更と思われるかもしれないが…。

感謝の気持ち「ありがとう」と、
お詫びの気持ち「ごめんなさい」は、
本人に直接言うことが大切だと、本当に思う。

「ありがとう」と「ごめんなさい」は、
明日になってからじゃなく、
今日のうちに言っておきたいと思う。

今日、やっとお礼が言えたけど、
言葉に出して言えたのは4人で、
棺の中の彼には心の中で言った。

自殺だった。

疎遠になっていた僕ですら、
こんなに切なく、悔しい。
残された身近な友人や家族の気持ちを思うと、
やりきれない。



本当は今日の日記を書きたくない自分もいる。

だけど自殺しようと思う人が、
現在にも未来にもいるかもしれないと思うと、
書かずにはいられない。



自分が他人に傷つけられることがあるかもしれない。

自分が気づかないうちに他人を傷つけることがあるかもしれない。

でも、

他人のふとした言動で自分が嬉しくなることもある。

自分の何気ない言動が他人を喜ばせることもある。

あなたが生きていることは素晴らしいことで、
あなたはこれからも色んなことができるチカラを持っている。
今も誰かがあなたを感じている。



間違いなく、
僕は8年前の、彼の贈り物を心から嬉しく思ったし、
僕は彼と疎遠になっていたこの8年間も、
時々、思い出しては幸せな気分に浸っていたのだ。



やっぱり今はうまく整理できない。
まだ現実として受け入れられない。
2005年9月9日(金) at 02:36 

このエントリ(記事)へのコメント

ことば。 / 織音 URL

「ありがとう」「ごめんなさい」

とても大切な言葉やってわかってるけど。
照れてしまって言えないときや、
まぁ、いいかな、思ってるからいいかな?で、言わないときもある。

簡単な言葉やけど、気持ちがこもってるかどうかが、すぐにわかる言葉で。

「すいません」は、「ごめんなさい」じゃなくて。
ぜったい違っていて。

昔な、子どもを叱るときにな、「わかった? ”ごめんなさいわ?”」って、なんだか、今になると、不思議な叱り方をしてたような。。。

親も、間違ったら、「ごめんなさい」と、嬉しかったら「ありがとう」をちゃんと言えないといけないなって。。。

ほんとにね。
気持ちは、すぐに伝えないとあかんね。^^


ふと、思いました。
その亡くなった子は、みんなに会いたかったのでしょうね。
逢いたかった人、全てが、そこに揃ったのでしょうね。
2005年09月13日(火)   at 12:32

▼織音さんへ。 / 本人マーク(認証コメント)たいき URL

ありがとうございます。

最後の部分、涙があふれてきてしまいました。
今の僕にとって、
ホントに温かいメッセージです。
2005年09月13日(火)   at 23:20

タイミングがさぁ・・・ / taka URL

この前のインカレでは元気なたいき似合えて嬉しかったんだけど、今日久々にこのブログに来てこの日の日記を見てちょっとビックリしています。

私、昨日までフロリダに居たんだけど。
家の旦那さんの恩師で昔のJAの社長さんだったT先生が自殺したところ・・・なんだよね〜

で、自殺についてちょっと旦那さんと話したもんで(普段そんなこと話さないのに)ここへ来てビックリ。

生きたくても生きられない人も居るんだから、絶対にそれだけはダメだと思う。
第2・第3のその子が出ないように何が自分にできるか?
考えちゃうね。

蒸し返すようなコメントつけちゃったかな。

2005年09月14日(水)   at 1:31

▼taka先輩へ。 / 本人マーク(認証コメント)たいき URL

T先生がお亡くなりになる少し前、名古屋でお会いしてるんです。
マスターズの試合やったんですけど、
僕が25歳くらいで、
まだ現役で泳いでいることを喜んでいただいて…。
近くにいた方に、
「彼はウチの選手なんや」
と嬉しそうに話していただいたのが、
T先生とお会いできた最後でした。

…いろいろありますよね。
全部、背負って生きていこうと思います。

ただ、一人で背負うんじゃなく、
たくさんの仲間と背負って生きていけばいいんですよね。
2005年09月15日(木)   at 23:26