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苗たちの畑デビューを祝う蝶 / 樽坊

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GWも終わりに近くになり、日本中、行楽や古里からのUターンでごった返しているようだが、定年後3年目を迎えようとしているぼくにとっては、そんな大騒ぎはどこ吹く風。ここ数日は納屋の前の日陰に椅子を持ち出して、読書ときどき昼寝である。

それでもGWの期間中にどうしてもしておかねばならないことが1つだけあった。トマト、スイカなど夏に収穫する果菜の苗を定植する作業である。
「GWのあいだに植えなさい!」というのは、野菜づくりの師匠である母が生きているころからの言いつけなのだ。数十年野菜づくりをやってきて得た知恵なのだろう。

実は近所の畑ではすでに連休前に定植を終えているところがほとんどで、ちょっとあせっていた。それでも言いつけに従って、昨日の午後、暑い日差しのなかで麦わら帽子をかぶって作業を開始した。
あらかじめ、有機石灰、完熟鶏糞、バーク堆肥などを鋤き込んで準備しておいた畝(うね)に、移植ゴテで1本ずつ苗を定植していく。トマトやナスは2メートルぐらいまで伸びるので、倒れないように固定するための支柱も立てておかなければならない。
作業は2時間ほどで完了した。

昨日植えたのは、スイカ、トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、オクラ。畑デビューを果たした苗たちは、これからは世間の荒波のなかで自立して生きていかねばならない。ナスなどは3日も日照りがつづくと、ぐったっりと萎れてしまうし、虫にやられたり病気になって枯れてしまうこともある。
ぼくは過保護にはしない主義だから、まあ、頑張ってくれたまえ!

紋白蝶だ。4本植えたトマトの苗の2本に小さな黄色い花が咲いていた。さっそく挨拶に訪れてくれたのだ。


2008年5月5日(月) at 07:26