ブリキのおもちゃ 『珍玩童心』

ブリキフェチのblog

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アダムスキーUFO / ブリキフェチ

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UFOと言えばこのアダムスキー型のものを想像するのはそこそこの年齢の方だと思います。
私たち団塊の世代は空飛ぶ円盤と読んでいましたがいまではUFOと呼ばれています。

直径30ミリほどのこの小さな円盤は操縦席部分に楕円形の穴があいているところに糸を通してロープウエイのにして遊ぶオモチャということです。よく見ると中にカナのついた車軸があって糸がかかってスムーズにロープを伝って動きます。


※これは何だと思いますか?直径155ミリの卓上ガスライターです。ボタンを押すとてっぺんの中心部から火がついてピュルルルルーという宇宙音がします。


※UFO NOAHと書かれた反対側には何やら解らない記号が書いてあります。これはアダムスキーが金星人からもらった宇宙文字ではないかと思います。


真偽はともかくとして当時の空飛ぶ円盤をライターにしてしまったこのアイデアは秀逸ではないでしょうか。

金星文字
UFO図面
※裏側はこんな感じです。造形はあくまでも資料にもとづいた正確さがあって興味深いです。


※プリンスライター製


(C) OSAKA TIN TOY INSTITUTE/nobuo kumagai2008
2008年7月4日(金) at 18:52 / コメント( 0 )

サーカスの女王 / ブリキフェチ

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先日購入したオモチャを調べたところ興味深いことが解ってきました。
サーカスの女王と名前がつけられたオモチャですが、これはオットセイがパラソルを廻しながら歩くというオモチャです。箱に入っていて箱にゴム印でサーカスの女王/QUEEN OF CIRCUSと記されています。

※ブログを読んでいただいている方にはすぐにピンと来た方もいらっしゃるでしょう。小菅のジープ玩具の箱もこのような仕様でした。日本金属玩具史に確かオットセイのオモチャが掲載されていましたので調べてみますと昭和10年頃から生産を始めていて実用新案の登録は昭和15年となっています。


※金属玩具史の記載のとおりスロープを走り下る時に偏芯して付けられている車輪の為に体を左右に揺すりながら歩きます。車軸に連動したパラソルのが回転するのでパラソルがくるくると回ります。


日本金属玩具史の記載のとおりですとこのオモチャは戦前の小菅製という判断をしてもいいでしょう。小菅は戦時中軍需産業の需要に応える為工場を滋賀県に移転して軍需品の生産に従事していたということですのでこのオットセイの金型を保存していたとは考えられませんが箱の様式から判断しますと戦後すぐに生産をしたのかという想像も出来そうです。調査を続けたいと思います。

(C) OSAKA TIN TOY INSTITUTE/nobuo kumagai2008


2008年7月3日(木) at 17:46 / コメント( 0 )

芝金ファクトリー / ブリキフェチ

マニアック > ブリキ玩具のあれこれ

先日、芝金ファクトリーを訪問しました。

こつこつと仕事の合間を見つけて制作をしている工場長の新作を拝見しました。

いままでロボットが主な作品でしたが今回は黄色い色のロボットと,いままでに無かった戦車が出来上がっていました。

戦車の砲台の上には可愛いロボットが乗っているところが芝金ファクトリーの真骨頂であると思いました。

※ロボットを傍らに置いて作品についての感想などを語りだすと時間を忘れてしまいます。レトロフューチャーと言う言葉がありますがまさに芝金作品はそのものズバリでしょうか。50年代をこども時代で過ごした我々には共通した未来感があって本当にワクワクするものがあったと思います。21世紀が遠い未来のように感じていたこども時代には考えられない現実に生きていますがちょっとノスタルジックな将来像を語ってみるのもいいと思います。


(C) OSAKA TIN TOY INSTITUTE/nobuo kumagai2008
(C) Shibakin Favtory Hideo Shibahara
2008年7月2日(水) at 11:56 / コメント( 0 )

名古屋モダン文化マーケット / ブリキフェチ

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先週末『名古屋モダン文化マーケット』が名古屋の吹上ホール3階で開催されました。
今回も大阪ブリキ玩具資料室は参加しました。

全般的にトーイショウが縮小傾向にありますが名古屋も同様,出店者が毎回減少していて開催には少なからずリスクが伴いますので大変だな,と言う印象を持っています。大阪でのトイマーケット & レトロ倉庫の開催をしている身としては他人事ではありません。

ただ、いつも通り古くから出店している本当のオモチャ好きが集うと言うことではなかなか楽しいモノがあります。

今回は先日開催された大阪トーイショウでも特別展示販売していた『不二家のペコちゃん』コレクションの即売があり結構脚光を浴びていました。

※約500平米の手頃な広さです。ブリキ玩具が5割、ミニカー、フィギュアが3割、その他のオモチャが2割という感じでしょうか。


※仮面ライダーブラックの俳優倉田てつをさんのサイン会を開いていました。背が高くてスター性のある俳優さんで水戸黄門にも出演しているということでした。


(C) OSAKA TIN TOY INSTITUTE/nobuo kumagai2008
2008年7月2日(水) at 11:41 / コメント( 0 )

レトロ倉庫セール#7 / ブリキフェチ

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レトロ倉庫セールがスタートして一週間が経ってようやく落ち着きました。初日の18日は2時半頃までは電話が混合っていてお客様には大変ご迷惑をおかけしたと思います。受話器を置いたと同時にベルが鳴る状況でした。何度もおかけいただいたと思いますが現時点では此の方式が不公平無く販売出来る方法と思っています。
今回はコレクター歴の長い方のコレクションの一部を販売させていただいたので通常より約2倍の掲載になりました。セレクトするのに少し悩まれたと思います。ある意味では選択肢が増えて満足の行くお買い物をしていただけたと思っています。

今後,ご要望にお答えするべく努力してまいります。
まだまだ掘り出し物が沢山あります、7月中旬まで受付をしていますのでお問い合わせいただければと思います。

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2008年6月26日(木) at 09:46 / コメント( 0 )

タカダワタル写真展 / ブリキフェチ

日記・その他 > オモチャ通信

先週の土曜日の夜、大阪土佐堀にある「ダイニングカフェ+雑貨 マーサ」というお店でトークショー&「吉祥寺発赤い電車」の上映会がありました。

「吉祥寺発赤い電車」という映画はパンフレットの解説によると、1972年自主映画団体 "無援社" によって製作された16ミリのムービーで、高田渡を軸に当時のフォークブームの本質に迫る記録映画です。井上陽水や武蔵のタンポポ団、山本コータロー、三上寛などのステージの様子が映し出されています。まぼろしの映画として行方がわからなかったものが2007年に前半分だけ発見されました。当日は発見された半分を全てを上映(約40分)。

元々,映画『タカダワタル的ゼロ』の大阪公開を記念してこのお店で故人の高田渡氏と70年代からの音楽シーンや芸人の写真を撮り続けている糸川燿史氏の写真展が開催されていてその一環として先週の土曜日にトークショーと上映会があり、28日には大塚まさじさんのライブが予定されています。

※今回の写真展では写真好きだった高田渡氏撮影の当時のミュージシャンの画像が何点か展示されていました。糸川さんの写真は1970年代始めに毎年春に天王寺屋音で開催されていた『春一番コンサート』の当時の画像が展示されていて非常に懐かしい情景でした。当時毎年屋音に行ったことを昨日のように思い出させてくれた。糸川さんはその当時少々場違いなおじさんが写真を撮っているな,と思っていたが知り合いになって既に40年になるのかと思うと感慨無量の感があります。9月には写真集を出される予定で刊行がいまから楽しみです。


※当日のもう一つの楽しみは糸川さんと,桂南光師匠のトークショーでした。大阪では中堅落語家のトップを走っている桂南光師匠。桂枝雀さんの内弟子にいる頃からの知り合いなのでどうも師匠と言うよりもべかこさんの方がなじんでしまっていてようやく南光さんという名前が口から出るようになりました。3ヶ月ほど前に南光さんが司会をしている『痛快エブリデイ』という番組で当資料室の取材があったときスタジオで放映後に30年ほど前の『あしたの箱』時代のことを話してくれていました。当時はちょくちょくお店に足を運んでいただいたのを思い出します。トークショウはタカダワタルさんのこと以外に非常におもしろいお話を聞けました。結構脱線してしまってタカダワタルは何処へ行ったの?という感もなきにしもあらずでした。


70年代は音楽シーンが新しい波を迎えた時代でもありましたが大阪には『プガジャ』正式には『プレイガイドジャーナル』があって大阪のサブカルチャーを支えてきました。当時の編集長だった山口由美子さんが6月18日に他界されてお通夜に行ってきましたが,当時大阪のサブカルチャーを支えてきた面々が一堂に集まってなんだか同窓会のようでもありました。大塚まさじさんも来られていてなんば元町の『ディラン』のことを思い出してしまいました。
山口由美子さんは私の妹の同窓生でもあり編集長になる前には『あしたの箱』でお店のお手伝いもしてもらっていましたのでとても残念でなりません。

(C) OSAKA TIN TOY INSTITUTE/nobuo kumagai2008
(C) 糸川燿史
(C) 2008 ALTAMIRA MUSIC & PICTURES

タカダワタル的ゼロ
ダイニングカフェ+雑貨 マーサ
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2008年6月24日(火) at 10:53 / コメント( 0 )

メタルハウス新製品 / ブリキフェチ

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メタルハウスから新製品が発売されます。
まだプロトタイプの状態ですが近々発売になるようです。

全く新しいコンセプトの商品で、ボディの前に煙突が出ていてそこから煙を吐きます。丁度エンジンロボットのエンジンの前に煙突が飛び出しているようなデザインになっています。

50個の限定品で発売されます。
※ちょっと不格好にも見えますがロボットのボディから蒸気機関車の煙突が出ていると言うことでしょうか


※歩きながら、胸の中のピストンエンジンがガチャガチャと動き煙突から煙を吐きます。


(C) OSAKA TIN TOY INSTITUTE/nobuo kumagai2008
(C) METAL HOUSE
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2008年6月17日(火) at 13:47 / コメント( 0 )

日本人形玩具学会第20回総大会その5 / ブリキフェチ

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今回記念講演として『江戸独楽 伝統と創作』と題して江戸独楽の製作者、広井政昭氏の講演と独楽の実演がありました。

江戸独楽は江戸時代から伝えられている 轆轤(横向き)を使って制作する木製の独楽です。
江戸時代から続く江戸独楽作りの四代目である広井さんがいままでの経験談をお話ししてくれました。
広井さんの制作した創作独楽はパリのルーブルにある装飾美術館に永久保存されています。
永年の独楽作りの経験から生まれた広井さん独自の作品は思いもよらない動きを見せてくれます。

※アイデアと工夫に満ちた動きは独楽の回転を利用したもので手の力で回転させてしばらくの時間だけ楽しめる刹那の芸術とでも言えるものです。「ずっと動いていたらおもしろくも何ともない』と言うのが広井さんの考え方で、ほんの数十秒の中で作り出す独楽のドラマを楽しみました。


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2008年6月17日(火) at 13:35 / コメント( 0 )

日本人形玩具学会第20回総大会その4 / ブリキフェチ

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折り紙は歴史のある遊び文化ですが今回紹介されているのは折紙展開図です。折り紙の折り目を描いたものを展開図と呼ばれているそうです。この展開図に折り上がった時に色や模様などが現れるようにあらかじめ展開図に彩色などのデザインを施したものを今回展示されている岡村昌夫さんの命名により『色刷り展開図』と呼ぶことになりました。

私も仕事を始めた頃このような折り紙セットをオモチャやで買ったことがあります。古くからあったようで1800年代には福助の折り紙が流行ってその展開図に絵が描かれたものを販売していたそうです。

※様々な色刷り展開図の折り紙が展示されていてその幾何学模様も興味の涌くものでした。


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2008年6月17日(火) at 09:44 / コメント( 0 )

日本人形玩具学会第20回総大会その3 / ブリキフェチ

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人形劇一筋の加藤暁子さんの展示はチェコの人形劇玩具です。

チェコは昔から人形劇が盛んなところだそうです。
主に糸操りの人形が多く、展示物は家の中で楽しむ人形劇場のセットなど。

※劇場と同じような舞台セットもあり子供の頃から人形操りで遊ぶ習慣があるからこそ人形劇の文化が育つのだろうと思いました。


※これは糸操りではなく磁石を利用した人形劇のオモチャです。人形の下に磁石がついていて舞台の下に磁石のついた棒を入れて人形を動かします。


加藤暁子さんは昨年法政大学出版局より『日本の人形劇』と言う著書を出されました。幕末から現在に至る人形劇の歴史の集大成です。
法政大学出版局の紹介から抜粋:
12月13日発売
定価2940円(本体2800円+税)四六判
加藤 暁子(かとう あきこ)著
日本の人形劇 1867−2007
ISBN978-4-588-30049-3 C1310
「人形」とは何か。それを「動きを与えられることによって生命感をあらわすモノやカタチ」としてとらえ、パリ万博で日本の芸人が華麗な「蝶の舞」を見せてから今日まで、140年間にわたる日本の人形劇と人形演劇運動の歴史を跡づける。西洋人形芝居の初来日やドイツ人捕虜収容所の人形劇、大政翼賛会の人形劇から「ひょうたん島」や「いっこく堂」まで、人形劇を通して語る日本の近現代史でもある。〔文化史・演劇〕


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2008年6月17日(火) at 09:21 / コメント( 0 )

無線操縦Mechanized Robot / ブリキフェチ

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先週工場に行ってきました。
無線操縦のメカナイズドロボットは出来上がりが遅れていてご注文いただいているお客様には大変ご迷惑をおかけしています。

※多くの部品はもう出来上がっていて組み立てを待つばかりの状態です。1点1点調整しながら組み立ててゆきますので結構時間がかかってしまいます。


※歩行ユニットと手の部品がご覧になれると思います。巻頭の画像は頭部のピストンやスキャナリングのユニットです。


※歩行ユニットにピストンユニットをとり付けてからボディーを取り付けます。


ご注文いただいているお客様もう少しお待ちください。

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2008年6月17日(火) at 09:02 / コメント( 0 )

日本人形玩具学会第20回総大会その2 / ブリキフェチ

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日本人形玩具学会第20回総大会は此の他にも興味ある展示や研究発表がありました。

ここではその中の一部をご覧いただきましょう。

※吉徳資料室の学芸員の林直輝さんによる日本の凧の展示。極彩色の絵柄は江戸の浮世絵に通じるところがあると言われています。凧もまた次第に姿を消してゆく運命にあるものの一つです。


※同じく吉徳資料室が大切に守って来られた戦時中の統制玩具の一部です。昭和12年に金属玩具の使用禁止がありその後昭和15年には全商品に『公定価格』の設定を命令されました。これによりオモチャが統制品になり贅沢な商品の製造がままならないようになりました。
当時の業界の責任者であった先代の山田徳兵衛氏(吉徳十世)の手により保存された当時のオモチャが今回展示されました。紙や、布製のオモチャばかりですが制約された中でも子供の為に出来るだけ楽しいオモチャを作ろうという製造者の気持ちが読み取れます。ちなみに吉徳とは浅草橋の江戸時代から続いた老舗の人形玩具店のことです。


※木製のポンプやままごと遊び、セルロイドのお人形など金属のオモチャが一切無かった時代のオモチャですがカラフルなつくりで戦争の時代にあってオモチャだけが少しでも世の中を明るくしたのでしょう。


(C) OSAKA TIN TOY INSTITUTE/nobuo kumagai2008
(C) 吉徳資料室
2008年6月16日(月) at 19:08 / コメント( 0 )