おっぱい育児 / 智*Long
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新米ママのあたしは バタバタ育児中
とにかく 我が子は かわいい
とにかく 我が子は すごい
とにかく 我が子は デカイ存在
そう感じながら 日々 過ごしてる 幸せ者のあたし
ただ 出産後 あたしの体調があんまし良くなくて いまだに出血してて まだ 入浴の許可を得られないあたし
大体 一ヶ月程度で いわゆる悪露ってやつは無くなるらしいけど あたしは 全然 無くならず 子宮痛さえも残ってる状態
どうも 産後 動き回ったせいらしい
本来 産後は 20日〜30日程度は のんびりとゆったりと安静に過ごさんとアカンらしい
だから 大概の妊婦・産婦さんは 里帰りとかするらしい
でも・・・
里帰りなどというもんが 出来へんあたしは 退院後 バタバタと家事をし バタバタと育児をしてもうた
あと 我が子が再入院してる間も 面会やら 授乳やらをしに 病院を何度も往復してたのも かなりの負担になってたらしい
結局 一ヶ月検診で 我が子は 順調に育ってるんで
で・・・
タイトルにもある
おっぱい育児
について・・・
産後 数日で 母乳が分泌されて来る
あたしも おかげさまで 分泌された
ただ このおっぱいを出すのが かなり大変やった
まだ開いてへん乳腺を通す為に マッサージをする
『マッサージ』と言うと なんや 柔らかい聞こえがするけど これが かなり痛い
乳首をグリグリとマッサージされて そりゃ もう 痛い
ほんでもって おっぱいは ドンドン母乳を分泌し出すから パンパンに張って来て これまた痛い
あたしは 結構 母乳が出るタイプだったらしく 数日で 驚くほど 爆乳になり パンパンに張って 熱を持つくらいになって 夜なんて 寝返りを打つことすら出来ないくらいやった
とにかく 痛くて 熱を持ってるから おっぱい用のアイスノンを借りて 冷やしまくったものの 全然追いつかない状態
だから 最初 我が子に会える授乳タイムが すんごい楽しみだったものの おっぱいがえらいことになっていくにつれ 段々 授乳タイムが少々苦痛になって来たりしてた
生まれてすぐの我が子は まだまだ 吸い付くチカラも弱く なかなか あたしの母乳満載のおっぱいを吸ってくれず 我が子が 吸って飲む量以上に あたしのおっぱいは 母乳を作ってたから 残ってる母乳を 助産師さんが手搾りで搾ってくれた
これが また 痛い
ピークの時は おっぱいに触れられるだけで痛いのに それを 揉みほぐしてから ぎゅーぎゅー と搾り出すんで かなり痛い
でも・・・
どんなに頑張っても 全く 母乳が出ないママさんもいると聞くと あたしは きっと 恵まれてるんやろうと思った
そんなわけで 出産でもかなり痛いのに 産んでからも まだまだ痛いことが続くのも 新たに知ったことのひとつやった
こうして あたしは 妊娠中から 憧れてた
おっぱい育児
を実現出来た
でもでも まだまだ 山あり谷あり・・・って感じで・・・
初めの一ヶ月は ほんまに よう あたしのおっぱいは出てた
我が子が
お腹が減った
というサインの泣き声を聞く前に あたしのおっぱいが パンパンに張って あたし自身が悲鳴をあげる ってな状態やった
とにかく 我が子が必要とする量以上に 母乳が出るんで そのままにしておくわけにもいかず 病院でしてもらってた手搾りをすることになったものの・・・
これがまた 結構 大変やった
我が子におっぱいをあげるだけでも かなり疲れるのに その後 自分のおっぱいを搾るとなると 肩は凝るわ 腰は痛いわ って感じで めちゃんこしんどい
しかも 手搾りに慣れてないから かなりの時間を要する
となると 殆ど 寝る時間がない
なので ノイローゼの様になった
そこで とっても優しい旦那が 画期的なシロモノを購入して来てくれた
それが
搾乳機
というもんで これが あたしの元に来てから あたしのノイローゼ菌は ほぼ 絶滅した
サクサクと 搾乳機で母乳が搾れるんで あたしも疲労を軽減出来 ニコニコ育児が出来た
しかし・・・
おっぱいというやつは ほんまに デリケートに出来てるらしい
あれほど バンバン出てた母乳が 全然出なくなってもうた
医師や 助産師さん曰く
疲労や睡眠不足・ストレスが原因らしい
確かに 家事やら育児に追われて疲れてたし ストレスも溜まってた上 睡眠も そないに取れてへんかった
いやはや おっぱいとは まさに ミラクルなる存在
無言で あたしの心身の状態を知らせてくれる上 我が子を育て上げる為の栄養を作り出すという ミラクルさに あっぱれ・脱帽って感じ
丁度 あたしの状態も良くなかったんで そろそろ 安定剤や抗うつ薬の服用を再開しようかという話が出てた
服薬を再開すれば 母乳はあげられへんから タイミング的に良かったみたい・・・
で・・・
産後 初めて精神科
いつもお世話になってる保健師さんも同行したいとのことで 保健師さんと 旦那と我が子で受診した
主治医のそらまめ先生にも 久々に会って 少しホッとした
そらまめ先生は いつもの様に 優しく丁寧に診察してくれた
先生が
『今 楽しみなことは 何ですか?』
って言うた
この質問を受けたあたしは かなり動揺し混乱しまくって しばし無言になってもうた
で 無言で困惑してるあたしに そらまめ先生は
『では 妊娠中の楽しみだったことは 何でしたか?』
と聞いて来たが この質問にも あたしは答えられず・・・
すんごい考えたけど 楽しみなことが 全然 出て来ず 全然 わからず・・・
あたしは どうやら 妊娠中も 産後も 1日・1時間・1分を過ごすのに必死で 何かを楽しむとか 楽しいと感じることが出来てへんかったらしい
質問を受けて 答えられずに困惑しまくってるあたしを見た旦那は あたしが かなり いっぱいいっぱいの状態やと感じたらしい
まぁ こんな状態だったんで おっぱいも出なくなってもうたんやろう
結局 とりあえず 抗うつ剤を一種類処方された
でも こんな状況のくせに まだ おっぱい育児をしたいと思ってたあたし
助産師さんとかに相談しながら 今は 少しでも出る母乳を 我が子に飲ませて 足りない分は ミルクで補ってる
しかし この『混合栄養』ってのは 正直 面倒臭い
おっぱいだけなら おっぱいだけで済むし ミルクだけなら ミルクを作って飲ませればええけど 両方するとなると ぶっちゃけ 面倒臭い
でも
おっぱいが出るうちは 飲ませたい
と思ってるあたしは もう少し 頑張ることにした
おっぱい育児は 案外 大変なんやと 実感した
母乳を出すだけでも大変やし それを継続するのも これまた大変
こうしたことを教えてくれた 我が子に 日々 感謝する
我が子がおらんかったら こんな経験さえ 出来へんかった
おっぱいは ほんと ミラクルやなぁ・・・とつくづく思う
感謝と言えば 出産した病院の看護主任や保健師さんにも 感謝・感謝!
双方が 連携して ちょくちょく電話や訪問をして あたしをサポートしてくれてるんで 非常に助かってる
きっと これからも たくさんお世話になるやろうけど あたしは 感謝しながら それを伝えつつ 倒れない程度に頑張っていこうと思う
そんなこんなで めちゃんこかわいい我が子と 世界で一番理解ある旦那とに支えられて 生かされてる 幸せ者のあたしに 乾杯






