女王様と私 歌野晶午 / いちみ
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女王様と私 歌野晶午 角川書店
真藤数馬は冴えないオタクだ。無職でもちろん独身。
でも「ひきこもり」ってやつじゃない。
週1でビデオ屋にも行くし、秋葉原にも月1で出かけてる。
今日も可愛い妹と楽しいデートの予定だったんだ。
あの「女王様」に出逢うまでは。
彼女との出逢いが、めくるめく悪夢への第一歩だった……。
この著者の作品は「葉桜の季節に君を想うということ」
以来読むことに。
女王様が誰なのか?主人公が何なのか?妹は?
色々なぞがちりばめられている。
うーん、それにしても後味悪い!!
何だろう、感情移入できない主人公になんとか
感情移入したのに・・・・・
という感想ですらもネタバレになるかも知れない
ので、なかなかレビューが書きづらい。
でも、文章は軽いので最近の少女の気持ち悪い
「でもぉ、おにぃちゃんわぁ」的な文章が
イヤでなければさくさく読めます。
で、一気に読んだほうがわくわく感も持続して
テンションが高いままでなんじゃこりゃと
最後に言いたくなる確立が上がるので、私個人的には
お勧め。(説明になっていないかな?)
ただし、装丁から選んで本作品を読むと違った意味で
本を放り投げたくなるのでその点はご注意を!!
2005年10月11日(火) at 08:50 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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結婚願望 山本文緒 / いちみ
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結婚願望 山本文緒 角川文庫
山本文緒の本はプラナリア 恋愛中毒 紙婚式と
以前読んだが、今回は自身の結婚観のエッセイ集
小説ほど毒はないが読んでいるといろいろ納得させられる
内容。
1章の20代結婚願望では彼女の一番のピーク時の
結婚したら曖昧さがなくなり、不安も解消すると思っていたのだその間違いに気づくのはもっとずっとあとのことだ。
一人ぼっちだから不安なのでなく、自分が何も持ってなかったから不安だったのだ。
精神的、経済的な安定を自分ではなくて他人に求めたら、今度はその他人が去っていく不安に震えなければならない。
2章の30代の結婚願望では、結婚を「田舎の中小企業」になぞらえ
結婚というのは、そんな感じでどこか不自由でも、自分がやっているのだという責任感と充実感、かかわってきた人々との連帯感と信頼関係があるものだと思う。
3章のみんな結婚しているでは
でも、結局のところ、人が結婚したいと思うのは、「世界中のほとんどの人が結婚しているから」なんじゃないかと今私は思う
と結論付けたり
心配なのは独り者(しかも30代以上)のジャニーズ中毒者だ・・・中略・・そんなの私の勝手よと思う人は思っていてください。
歳をとると共に、生身の男性と上手くつきあえなくなってきた理由を、考えたくないのなら考えなくてもいいけれど。
そして、どんなにあがいても人は30代を越えて40代に入っていくのだ。
と妙に納得させられ
4章 もう半分の人生では
もし私と同じように30代後半で独身で、これから先結婚するかどうか分からない、できるかどうか分からないという人がいたら、冷たいようだが私はこう言いたい。
結婚するかもしれない、という仮定は捨てて、結婚できない覚悟をもとう、と。
そして、覚悟をした人に対しての心の持ちようについて
書かれている。
でも、既婚者の私が言うのもなんだか、これは既婚者にも言えることで、結婚していたらなんでもいいのか?
結婚相手はたしかに心安らぐ相手だとは思うが、それでも自分では決してない。
人間は結局一人なのは、既婚でも未婚でも変わらないとおもう
だから、この本は未婚の人だけでなく既婚の人がよんでも十分面白い本である。
2005年10月2日(日) at 08:44 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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バイバイエンジェル / いちみ
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バイバイエンジェル
笠井潔の第一作小説。
良くも悪くも作家の第一作にはこれからのカラーや
心情が映し出されていて、今まで考えていたことが迸るような
本になっていることが多いが、この作品にもいえるだろう。
(自身の左翼活動と連合赤軍の事件に対しての思い)
この本は一言で言うと、小難しい!ということになる(笑)
推理小説なのに哲学について書いてある。
推理部分もきちんとうならせるものになっている上に
哲学部分はもっと面白い。
決して判りやすくはないのだが、なんとなく読めてしまう
そして、わかった気になる。
そして犯人との対決の際の討論は読んでいてゾクゾクするものだった。
なんというか、1979年に書かれたものなのに最近の問題(テロ)
に対しての考え方のことにも通じるような気がする。
結局、戦後60年経っても何時の世でもこの考え方(選民思想)
は表れ、世の中を騒がす。
そう思うと本作品は時代を経ても読んでいかれる本であると思う。
2005年9月1日(木) at 20:13 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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幻夜 / いちみ
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幻夜 東野 圭吾
阪神大震災が根っこにある作品。
私も被災した一人だが状況はは良くかけているし、
直接は筋には関係ないような
地震によっておきた悲惨さも胸を打つ。
東京の人にとっては主人公が地震で天涯孤独になった
ということも「地震大変だった」からで、
すんでしまう状況もよく理解している。
主人公の美冬が悪なのにどうしても
気になってしまう。
前作の白夜行に比べたらちょっと悪さが
足らない気がするがそれは、雅也を完全に
手下と課した所為か?
自分自身しか頼ることのない、人造人間で
美貌が強力な武器の美冬にとって老いは
最大の敵なのだろう。その恐れと戦いながら
彼女はいったいどこまで行けば気が済むのか?
途中まで宮部みゆきの名作「火者」と同じ
感じだなぁと思ったが、この作品は悪は徹底的
に悪として書くことで、最後まで突っ走っている。
500ページ一気に読んだ。
面白かった。これの続編がある?(まだらしいが)
でたらまた、読んでみたい。
果たして美冬はいくつ歳を鯖を読んでいるか?
2005年8月26日(金) at 19:26 / コメント( 0 )
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? / いちみ
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか?山田真哉
作者と歳が近いし、住んでいた所がとても、
ご近所さんだったということで、読んでみた。
(自分だけ知り合いみたいな感じ?)
よく売れているだけあって確かに読みやすい。
会計学をかじってみるには判りやすい本である。
エピソードも目を引くし、内容もスッキリしている。
ただ、これだけでは、会計学って面白いと
次のステップの本に進んだ場合
やっぱり難しくて読めなくなる可能性が高い。
もう一段階、難しいけど判りやすい本が必要かも。
本書に書かれた「数字のセンス」なるものは
確かに、ある人と無い人がはっきりしている。
私が知っている経営者は皆さん粗利や、在庫の計算
が、すぐに出来る人々だった。
そして、それを聞いて凄いなぁと思っていた
自分は、それほどセンスがないように思う。
家庭の会計を預かる身としては、これではいけない
のだろう、(実際にうちはざる会計)
作者の奥さんを見習って、フリーキャッシュフロー
を蓄えておかなくては
と、会計学の本だけれど、家庭のことにも使える
なかなかの優れものだ。
2005年8月15日(月) at 17:52 / コメント( 0 )
女性雑誌 / いちみ
本 > 読書
最近、読む雑誌が少なくなってきた。
まず、ファッション系は、OLではないのでちょっと違う。
あんまり高い洋服しかのっていないのも買えないし、
節約系奥様雑誌は読んでいると、寂しくなってくるので×
中間の雑誌は内容が薄すぎてなんだかなぁ・・・
広告ばっかり
婦人公論は特集の良し悪しによるし。
昔のCREAはよかったなぁ・・・
何時からあんなに軟弱な雑誌になってしまったのだろう・・・
ナンシー関が連載していた頃は良かったな。(古すぎ?)
日経WOMENもあんな雑誌だったけ?
資格学校雑誌になっている。
そんな私は週刊文春か新潮愛読者になってしまった。
はぁ、すっかりおっさんだ
まず、ファッション系は、OLではないのでちょっと違う。
あんまり高い洋服しかのっていないのも買えないし、
節約系奥様雑誌は読んでいると、寂しくなってくるので×
中間の雑誌は内容が薄すぎてなんだかなぁ・・・
広告ばっかり
婦人公論は特集の良し悪しによるし。
昔のCREAはよかったなぁ・・・
何時からあんなに軟弱な雑誌になってしまったのだろう・・・
ナンシー関が連載していた頃は良かったな。(古すぎ?)
日経WOMENもあんな雑誌だったけ?
資格学校雑誌になっている。
そんな私は週刊文春か新潮愛読者になってしまった。
はぁ、すっかりおっさんだ
2005年8月1日(月) at 20:50 / コメント( 0 )
法月綸太郎の新冒険 / いちみ
本 > 読書

今回は法月綸太郎作「法月綸太郎の新冒険」
前作の「法月綸太郎の冒険」に続く第二作目の短編集
法月綸太郎が、父親の法月警視や図書館司書の穂波と
なぞを解いていく。
私がまず気になったのは「世界の神秘を解く男」
オカルトや、心理学とミステリーは融合されると
なかなか楽しい。
(ただし、出てくるオカルト学者や心理学者はちょっと
胡散臭い記述がされているが)
現代のある種の悩みが書かれているような気がする。
もうひとつは「身投げ女のブルース」
いつもこの人の作品は良くできているなぁと感心するのだが
これは、特に一本やられた!
(ミステリーを読みなれている人には、まあ珍しくも無いかも
知れないが)
あんまり、内容に突っ込めないのが残念!!
ほかの作品も粒ぞろいで、前作よりパワーアップした
頭がスッキリ爽快とする良作だ。
2005年7月31日(日) at 20:58 / コメント( 0 )
辞書 / いちみ
本 > 読書
最近は辞書を引くことがほとんど無くなった。
以前は仕事で少し使うこともあったが
手紙書くこともないし、書類も特に作成しない昨今
このブログ、メールだって、PC関連のものは辞書引かずに
ネットで検索するので、ぱったりと使うことが無い。
一番初めに買ってもらった辞書は小学館の子供用の辞書で
確か辞書なのに二色刷りだったような気がする。
字も大きめで、いろんなコラムみたいなものが、項目と項目の間に挟まれていて、それを読むのもまた楽しかった。ただし子供用なので、語彙が少なくちょっと難しい言葉はのってなかった。
(当時は歴史小説読むのが好きだったので苦戦した)
後は、母が使っていたハンディータイプのことわざ辞典も
暇つぶしによく読んだ、これはことわざと四文字熟語のいわれがのっていて後のほうのページに格言が書かれているというもので、面白かったのだろう、長い間使いすぎて表紙も取れて、紙も劣化し、ぼろぼろで捨ててしまった。
ついでに中学生時代に友人に「四文字熟語の女!」といわれたのはこの辞典のおかげ?である。
辞書というより、字すら書かなくなった最近は自分でも文章力や漢字の能力が低下していると感じる。
世の中がこの流れで進むと自分もそうだが、よりもっと書き言葉は話し言葉に近くなり国語は変わっていくのだろう。
すこし恐い気もする。
以前は仕事で少し使うこともあったが
手紙書くこともないし、書類も特に作成しない昨今
このブログ、メールだって、PC関連のものは辞書引かずに
ネットで検索するので、ぱったりと使うことが無い。
一番初めに買ってもらった辞書は小学館の子供用の辞書で
確か辞書なのに二色刷りだったような気がする。
字も大きめで、いろんなコラムみたいなものが、項目と項目の間に挟まれていて、それを読むのもまた楽しかった。ただし子供用なので、語彙が少なくちょっと難しい言葉はのってなかった。
(当時は歴史小説読むのが好きだったので苦戦した)
後は、母が使っていたハンディータイプのことわざ辞典も
暇つぶしによく読んだ、これはことわざと四文字熟語のいわれがのっていて後のほうのページに格言が書かれているというもので、面白かったのだろう、長い間使いすぎて表紙も取れて、紙も劣化し、ぼろぼろで捨ててしまった。
ついでに中学生時代に友人に「四文字熟語の女!」といわれたのはこの辞典のおかげ?である。
辞書というより、字すら書かなくなった最近は自分でも文章力や漢字の能力が低下していると感じる。
世の中がこの流れで進むと自分もそうだが、よりもっと書き言葉は話し言葉に近くなり国語は変わっていくのだろう。
すこし恐い気もする。
2005年7月20日(水) at 16:45 / コメント( 0 )
神様ゲーム / いちみ
本 > 読書
摩耶雄嵩の「神様ゲーム」を読んだ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062705761/249-7044328-4074711
いつもながら、なんだかなぁ・・・うーん後味微妙・・
という感じだ。(これが私にとっての摩耶本のほめ言葉)
まずラビレンジャーのジェノサイドロボットとかタクラマカン5のネクロフィリアロボとか、難じゃこりゃトンデモ命名だと驚き。(子供向けにしてはだが)
内容でも、最初はネコ殺しの犯人を少年探偵団が探すというものなのだが、途中からやっぱり方向が変わってきて、凄い人は出てくるは、私が小学生だったらかなりトラウマになりそうな犯罪が起こるは(今の小学生は、ショッキングなのはゲームとかで慣れているのかもしれないが)それ以外にも大人が読んでも感じる、背筋の寒い、後味の悪い、頭をぐるぐる回されるような正に摩耶ワールドが全開とはいわないまでも結構ちりばめられている。
でも、大人の読者はこれが楽しみで摩耶本を読んでいるのだろうが。その点から言うと、少し物足りないだろうか?
装丁も挿絵も子供向きになっているのだが、内容が子供向きではないのがさすが。
それにしても、今の小学4年生はそんなに戦隊ものが好きなのかなぁとは思ったけど。(とっくに卒業しているような気が・・・)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062705761/249-7044328-4074711
いつもながら、なんだかなぁ・・・うーん後味微妙・・
という感じだ。(これが私にとっての摩耶本のほめ言葉)
まずラビレンジャーのジェノサイドロボットとかタクラマカン5のネクロフィリアロボとか、難じゃこりゃトンデモ命名だと驚き。(子供向けにしてはだが)
内容でも、最初はネコ殺しの犯人を少年探偵団が探すというものなのだが、途中からやっぱり方向が変わってきて、凄い人は出てくるは、私が小学生だったらかなりトラウマになりそうな犯罪が起こるは(今の小学生は、ショッキングなのはゲームとかで慣れているのかもしれないが)それ以外にも大人が読んでも感じる、背筋の寒い、後味の悪い、頭をぐるぐる回されるような正に摩耶ワールドが全開とはいわないまでも結構ちりばめられている。
でも、大人の読者はこれが楽しみで摩耶本を読んでいるのだろうが。その点から言うと、少し物足りないだろうか?
装丁も挿絵も子供向きになっているのだが、内容が子供向きではないのがさすが。
それにしても、今の小学4年生はそんなに戦隊ものが好きなのかなぁとは思ったけど。(とっくに卒業しているような気が・・・)
2005年7月18日(月) at 17:55 / コメント( 0 )
ぴよぴよファミリア / いちみ
本 > 読書
今回書くのはマーガレットコミックスの「ぴよぴよファミリア」http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=4088473426
漫画の主役が巨乳の高校生のカンナちゃんだからマーガレットに
載っているのかもしれないが、子供産んだ私が読んでも楽しい漫画である。
カンナちゃんと双子の妹、繭ちゃんと冴ちゃんの生活が主な内容で、赤ちゃん同士でカンナちゃんの取り合いをしている。
特に繭ちゃんは赤ちゃんとは思えない技の数々で、冴ちゃんから
カンナちゃんを独り占めしようとするのだ。(目がきらりとするのがかわいいやら恐いやら)
だが、所詮は赤ちゃんなので、思い通りにいかなかったり、何も考えていない冴ちゃんの反撃?にあえなく撃沈する。
連載も長い間続いて(5年ぐらい)その間に、カンナちゃんの
恋人の服部君やその同級生のキョウちゃん、双子の友達の彗星君やらいろいろメンバーが増えているが、基本は双子の日常なのでそのストーリーが一番面白い。
うちの息子もいつの間にか双子と同じくらいの年になって
「同じ!同じ!」と読みながら、手をたたいてしまうこともしばしば。
でも、本当は子供って、繭ちゃんのように、愛情を得るためにはいろいろ考えてすごいのかも知れないと、ちょっぴり母は感じるのだった。
漫画の主役が巨乳の高校生のカンナちゃんだからマーガレットに
載っているのかもしれないが、子供産んだ私が読んでも楽しい漫画である。
カンナちゃんと双子の妹、繭ちゃんと冴ちゃんの生活が主な内容で、赤ちゃん同士でカンナちゃんの取り合いをしている。
特に繭ちゃんは赤ちゃんとは思えない技の数々で、冴ちゃんから
カンナちゃんを独り占めしようとするのだ。(目がきらりとするのがかわいいやら恐いやら)
だが、所詮は赤ちゃんなので、思い通りにいかなかったり、何も考えていない冴ちゃんの反撃?にあえなく撃沈する。
連載も長い間続いて(5年ぐらい)その間に、カンナちゃんの
恋人の服部君やその同級生のキョウちゃん、双子の友達の彗星君やらいろいろメンバーが増えているが、基本は双子の日常なのでそのストーリーが一番面白い。
うちの息子もいつの間にか双子と同じくらいの年になって
「同じ!同じ!」と読みながら、手をたたいてしまうこともしばしば。
でも、本当は子供って、繭ちゃんのように、愛情を得るためにはいろいろ考えてすごいのかも知れないと、ちょっぴり母は感じるのだった。

