「Xitintoday」 / ひがし
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今日は完全に雪に閉ざされてしまった。これまで雪は降っても車を出すのに差しつかえないぐらいだったのに、こういうのはここに住んで初めてのこと、タイヤもこの冬はスタットレスにしそびれてるし、今日がライブの日だったりしなくてよかった。
こんな日でもamazonで買ったCDを届けてくれてたのでちょっと感動。ニック・ターナーズ・スフィンクスが78年に出したアルバム「Xitintoday」で、ホークウインドをドラッグが理由でクビになったニック・ターナー(全員ジャンキーのバンドでそれでクビになるとはよっぽどな・・)がグループ名に偽りなく、エジプトのピラミッド石室内で録音した音を元に仕上げたという阿呆丸出しのヒッピー・アルバム(68年にタジ・マハール内で録音されたポール・ホーンのユルユルなアルバムを思い出すが)、なんでもピラミッドのてっぺんでフルート吹いたらたいそう気持ち良かったので、中はもっと気持ちがいいだろうと普通の入場料を払って入り、他の観光客は入れないようにしてもらって3時間ほどフルート吹いて詩の朗読などした録音を元に、スティーブ・ヒレッジがプロデュースしたという、ティム・ブレイクも参加した緻密な音はGONGに近い。
版権の関係でずっと再発できず、同じピラミッド録音を使った別作品を新たに作ってクレオパトラというレーベルから(!)出したりしていたが、そちらはシンセ・ドラムの響きなどがちょっといまいちな出来。今回ようやく再発されていたことはずっと知らなかったが、紙ジャケ国内盤で昨年奇跡の再発。というか今時こんなものは日本の後ろ向きなマニアしか買わないのかも、もちろん自分もそのひとりですが・・雪がとけて外に出られるようになるまでこれ聴いて過ごそう。
こんな日でもamazonで買ったCDを届けてくれてたのでちょっと感動。ニック・ターナーズ・スフィンクスが78年に出したアルバム「Xitintoday」で、ホークウインドをドラッグが理由でクビになったニック・ターナー(全員ジャンキーのバンドでそれでクビになるとはよっぽどな・・)がグループ名に偽りなく、エジプトのピラミッド石室内で録音した音を元に仕上げたという阿呆丸出しのヒッピー・アルバム(68年にタジ・マハール内で録音されたポール・ホーンのユルユルなアルバムを思い出すが)、なんでもピラミッドのてっぺんでフルート吹いたらたいそう気持ち良かったので、中はもっと気持ちがいいだろうと普通の入場料を払って入り、他の観光客は入れないようにしてもらって3時間ほどフルート吹いて詩の朗読などした録音を元に、スティーブ・ヒレッジがプロデュースしたという、ティム・ブレイクも参加した緻密な音はGONGに近い。
版権の関係でずっと再発できず、同じピラミッド録音を使った別作品を新たに作ってクレオパトラというレーベルから(!)出したりしていたが、そちらはシンセ・ドラムの響きなどがちょっといまいちな出来。今回ようやく再発されていたことはずっと知らなかったが、紙ジャケ国内盤で昨年奇跡の再発。というか今時こんなものは日本の後ろ向きなマニアしか買わないのかも、もちろん自分もそのひとりですが・・雪がとけて外に出られるようになるまでこれ聴いて過ごそう。
2008年2月9日(土) at 19:20
@拾得 / ひがし
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うむむ、昨年8月あたりからいい感じのライブがつづいてきたのだが、今回はどうも歯車が噛み合わず、うまくいかないライブになってしまった。歌ものとインスト曲の音がかなり違ってきているので混ぜ方むずかしく、歌ものはハシりぎみでディレイとはかなり齟齬が出てしまう等々反省いろいろ。あとPAで出ている音はパンになってなかった模様で、ライン録音を頼んだのだけど音はなぜかMDウォークマンに普通にマイク付けて録った音、もしかしてミキサーの横に置いてあったやつなのかな、なぜサウンドボードからラインで録ってくれないのだろう。そんな中たまにしかやらない「おたまじゃくし」という珍曲をやった時にはなぜか必ず、あの曲がよかったと言われるのがちょっと複雑な気分ですが(笑)。
ソウルクローバーズはガッツのある演奏がとてもいい感じでした。寒い中おいでくださった方々ほんとうにありがとうございます。
ソウルクローバーズはガッツのある演奏がとてもいい感じでした。寒い中おいでくださった方々ほんとうにありがとうございます。
2008年2月8日(金) at 04:43
告知どす / ひがし
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今度の木曜2月7日は拾得にて午後7時より、つれづれライブです。
練習がまた当日昼の一回だけですが、今回はひさしぶりに歌ものを結構やろうかと思っております。タイバンは平爺のブログでよくお見かけしておりますソウル・クローバーズ、僕も3年ぐらい前に一度ウーララで観たことありますかっこいい女性4人組で楽しみです。
拾得は去年の2月7日以来ちょうど1年ぶりで、そういえば前回はタイバンのお客さんでいっぱいだったけど、われわれの動員はゼロだったのでした。受けは非常によかったのだけど。いつもながら集客は心配でありますが、とにかくいい演奏をしたいと思います。
練習がまた当日昼の一回だけですが、今回はひさしぶりに歌ものを結構やろうかと思っております。タイバンは平爺のブログでよくお見かけしておりますソウル・クローバーズ、僕も3年ぐらい前に一度ウーララで観たことありますかっこいい女性4人組で楽しみです。
拾得は去年の2月7日以来ちょうど1年ぶりで、そういえば前回はタイバンのお客さんでいっぱいだったけど、われわれの動員はゼロだったのでした。受けは非常によかったのだけど。いつもながら集客は心配でありますが、とにかくいい演奏をしたいと思います。
2008年2月4日(月) at 22:05
San Francisco Night / ひがし
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今日CNBCを観ていたら、食品の安全性確保について解説している某経済紙デスクがなんか見たことある顔だなと思ったら高校の同級生のマツオ君だった。番組がもう終わりの時間だから女性キャスターが困った顔で何度も合図を出しているのに、うつむいてずっと原稿を見ながらしゃべりつづけるからそのまま途中で切られちゃったので笑った。あと去年のことだが夕方のニュースを観てたら、アメ村での落書犯の裁判で大阪地裁開廷前の映像の真ん中にいた裁判長がまた同級生のヤスナガ君だったりして、みんなしっかりと年を重ねているなあと思い、毎日夕方まで寝ていて午後7時からのライブを観に行くのにも寝坊しているような自分をこのままではいかんと悔い改め、生活サイクルをまともにすることをここに誓う。
このところはしばらく前に買ったライノの4枚組コンピ「Nuggets サンフランシスコ1965-70」やマイク・ウィルヘルムの71年ソロ作ばかり聴いていて、昨日買ったDVD「A Night at the Family Dog」で1970年のデッドやジェファーソンをたてつづけにくりかえし観ているため、この寒い季節にサマー・オブ・ラブ全開モード、こんなへろへろヒッピーな音楽に浸ってしまう自分はやっぱり働くのにはむいてないなと改めて思ったりもしている。
このところはしばらく前に買ったライノの4枚組コンピ「Nuggets サンフランシスコ1965-70」やマイク・ウィルヘルムの71年ソロ作ばかり聴いていて、昨日買ったDVD「A Night at the Family Dog」で1970年のデッドやジェファーソンをたてつづけにくりかえし観ているため、この寒い季節にサマー・オブ・ラブ全開モード、こんなへろへろヒッピーな音楽に浸ってしまう自分はやっぱり働くのにはむいてないなと改めて思ったりもしている。
2008年1月31日(木) at 23:27
信じてはいけないニュースの典型 / ひがし
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京都は京都議定書のお膝元という自意識があるのか、環境問題においてええかっこしたがる傾向があるのだが・・買い物に出たついでに見た今日の京都新聞の一面トップがこれ(他の新聞がどうだったかは全然知らないのですが)。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011900090&genre=H1&area=Z10
世界銀行の計算では、日本のCO2対策は世界70カ国の統計で61位と先進国中では最低の数字、とのこと。京都議定書の国として恥ずかしいというようなことが新聞には書いてあった。
電力に石炭の使用率が高いことでそうなるという。目に見えないものを計算で出しただけの数値なので、どうにでもなるきわめて恣意的な計算方法であり、原子力発電の率をもっとあげろ、とにかく排出権料をばんばん払え、と世界銀行は日本にいいたいようだ。
イラク侵攻を立案した米国ネオコンの中枢にいたWォルフォウィッツがついこないだまで総裁をつとめていた世界銀行なんぞ、名前が立派なだけで発展途上国を助けるふりだけして欧米財界の既得権を強化するためだけに動いている機関だ。Wォルフォウィッツは自分の愛人を世界銀行に席を置かせて働いてないのに給料を払っていたというセコい理由で昨年辞任においこまれている。
欧米発信で日本にむけられた政治経済のニュースは、国連の機関であれ通信社であれ、ほぼすべてが何らかの意図をもって操作されていると思って見なければならないが、特に温暖化云々についての部分はひどい。原子力の方が後世に半永久的な尻拭いを強要し、今生きている誰も責任を取れないこの先の何万年にわたってどれほど環境に危険か予知できないほどの問題であることは明らかだが、スリーマイルやチェルノブイリの事故でかかった歯止めもすっかり外されてしまった感がある。
エコという言葉もすでに飽和した先進国市場の生産/消費を刺激するためのかけ声にすり替えられている。もっとCO2排出量の小さい新製品に買い替えよ、というばかりで、これまでの製品を廃棄する方がよっぽど無駄になるし工場が新たな生産を控える方が環境によく資源の無駄使いにもならずに済む、という言説は決して出てこないのが、暴走つづける資本主義社会下での報道のエセ自由のおそろしいところ、それに都合よく躍らされてるだけなのにその無知な善意を押しつけてまわるエコ信者がいちばんタチが悪い気もする。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011900090&genre=H1&area=Z10
世界銀行の計算では、日本のCO2対策は世界70カ国の統計で61位と先進国中では最低の数字、とのこと。京都議定書の国として恥ずかしいというようなことが新聞には書いてあった。
電力に石炭の使用率が高いことでそうなるという。目に見えないものを計算で出しただけの数値なので、どうにでもなるきわめて恣意的な計算方法であり、原子力発電の率をもっとあげろ、とにかく排出権料をばんばん払え、と世界銀行は日本にいいたいようだ。
イラク侵攻を立案した米国ネオコンの中枢にいたWォルフォウィッツがついこないだまで総裁をつとめていた世界銀行なんぞ、名前が立派なだけで発展途上国を助けるふりだけして欧米財界の既得権を強化するためだけに動いている機関だ。Wォルフォウィッツは自分の愛人を世界銀行に席を置かせて働いてないのに給料を払っていたというセコい理由で昨年辞任においこまれている。
欧米発信で日本にむけられた政治経済のニュースは、国連の機関であれ通信社であれ、ほぼすべてが何らかの意図をもって操作されていると思って見なければならないが、特に温暖化云々についての部分はひどい。原子力の方が後世に半永久的な尻拭いを強要し、今生きている誰も責任を取れないこの先の何万年にわたってどれほど環境に危険か予知できないほどの問題であることは明らかだが、スリーマイルやチェルノブイリの事故でかかった歯止めもすっかり外されてしまった感がある。
エコという言葉もすでに飽和した先進国市場の生産/消費を刺激するためのかけ声にすり替えられている。もっとCO2排出量の小さい新製品に買い替えよ、というばかりで、これまでの製品を廃棄する方がよっぽど無駄になるし工場が新たな生産を控える方が環境によく資源の無駄使いにもならずに済む、という言説は決して出てこないのが、暴走つづける資本主義社会下での報道のエセ自由のおそろしいところ、それに都合よく躍らされてるだけなのにその無知な善意を押しつけてまわるエコ信者がいちばんタチが悪い気もする。
2008年1月20日(日) at 21:53
@ウーララ / ひがし
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昨晩はSLOWHANDで栗ちゃんや、トムと修イチロー(51)の心地よいライブを堪能。
今晩はウーララにて、つれづれのライブ。タイバンのタンチンはリハはおろか開演時間になってもあらわれず、今日のこと忘れているのでは、と言い合っていたらふらりとあらわれた。今日は何やるの、ときくと仙人のような笑顔で、ノー・プラン、とのお返事(笑)、でもはじまるとタンチンの脳内にだけ存在する、ゆるやかな楽園の音楽を奏でる。さすが。
今日はやはりお客さん少なかったけど、かわりに今日のを丸ごと録音してライブ盤を作る気で集中してやることに。全曲インストのみ、いい演奏ができた気がする。ただ帰ってからよく聴くと、ライン録音の5曲目途中まで、片側のチャンネルしか録れてないのだった。われわれはステレオ・パンが命だけに・・・後半はちゃんと録れてたのが幸いだけど。なぜかウーララのライン録音はうまくいく方が珍しい・・。
ともあれお越しくださった方々どうもありがとうございます。
今晩はウーララにて、つれづれのライブ。タイバンのタンチンはリハはおろか開演時間になってもあらわれず、今日のこと忘れているのでは、と言い合っていたらふらりとあらわれた。今日は何やるの、ときくと仙人のような笑顔で、ノー・プラン、とのお返事(笑)、でもはじまるとタンチンの脳内にだけ存在する、ゆるやかな楽園の音楽を奏でる。さすが。
今日はやはりお客さん少なかったけど、かわりに今日のを丸ごと録音してライブ盤を作る気で集中してやることに。全曲インストのみ、いい演奏ができた気がする。ただ帰ってからよく聴くと、ライン録音の5曲目途中まで、片側のチャンネルしか録れてないのだった。われわれはステレオ・パンが命だけに・・・後半はちゃんと録れてたのが幸いだけど。なぜかウーララのライン録音はうまくいく方が珍しい・・。
ともあれお越しくださった方々どうもありがとうございます。
2008年1月16日(水) at 03:25
告知ざんす / ひがし
初夢 (長っ!) / ひがし
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・・年末の仕事納めの翌朝に、東京から実家へと帰るべく、十階建てマンションの十階にある自分の部屋からエレベーターで降りて出る。道に出たところで用事を思い出して、商店の前にある公衆電話で電話をかけるが、なかなかつながらない。年始のバンドの練習予定について、新しくドラムを叩いてくれることになった女性に都合をきいておこうとしたのだった。
上空をみると、飛行船のようなものが流れるように飛んでいる。ピンク・フロイドの演奏中に客席の上を飛んでいるという豚をなんとなく連想する。しかしよく見るとそれは飛行船ではなくバスのように見える。なぜバスが空を飛んでいるのだろう、と思って考えているうちに、自分の真上を過ぎてしばらくいったところで逆風を受けて押し戻されるような格好で急降下してきて、空から落ちてきたバスは道向かいにあるビルのすぐ裏に建つこのあたりで一番高いビルのてっぺんを直撃して爆発する。そのビルが一気に崩れ落ちて、爆風であたりに炎や破片や飛び散った。
この道にいては危ないと思い、自分のマンションの裏側にある鉄道の呼込み線を越えたところのだだっ広い空き地から様子を見守った。土煙がゆっくり高く舞い上がっている。まわりのビルがいくつか燃えていて、そのうちふたつのビルがつづけて崩れ落ち、周りに破片が飛び散って被害が広がる。他のビルももう壁面が崩れ落ちているせいで、ゆがんだ建物の中にいる人たちがうろたえている姿が見える。
自分の住んでいるマンションも裏から見て形が少し崩れている。このままどんどんひどくなっていくのだろうから、中に入れるのは今のうちだけかもしれず、大事な物をいくつかでも運び出そうと考え、戻って建物に入った。
階段の壁もかなり崩れていて、途中の階でふさがってしまっているので、非常階段の方にいこうとして、廊下がゆがんで人の部屋を通らざるをえない。すみません、えらいことになりましたねえ、などと挨拶しながら知らない人の部屋を通る。床がぺこぺこで下に抜けそうで、足元をさぐりながら歩く。非常階段を使って十階にたどり着いた。
部屋の仕切りはほとんどなくなっている。同じ階に住んでいても顔を合わせたことがない人たちと話す。なぜかさっき電話をかけようとした女性ドラマーがいる。きくとたまたま同じ階に住んでいる男の恋人なのらしい。他の住人とも話してみると、知り合いの知り合いといった感じで外にいる友人たちを通してほとんどの人とつながりがあることがわかった。でもこれからここをどうするか話し合っても話はまったくかみあわない。彼らはずっとこの中にいたせいか、みんな楽観的にみえる。
このままここにいたらいつまでも降りられないと思い、持っていく物を選びにかかる。でもなかなか決められないで迷う。もうここには二度と来られないかと思うと、パソコンやギターや通帳やと考えるも、ますます迷う。急に足元が傾いて斜めになる。建物が首をかしげるようにガクッと動いたのではないかと思う。でもしばらくでまた水平に戻ったが、いよいよ危ない気がして、結局ほとんど何ももたずにまた非常階段から降りはじめる。
さっき通れたところがもうふさがっていて行き止まりで、これから先はまともに降りられなさそうだ。そこにいた小さい娘ふたりを連れた女性にきくと、今もまだエレベーターは動いているという。
ボタンを押して待っていると、長い時間かかってようやくドアが開いたので、四人で乗る。下がりはじめてすぐに大きな音が数回してぐらぐらと揺れた、と思ったら停まってしまう。中に取り残されて、いつ落下するかと気が気でない。
上空をみると、飛行船のようなものが流れるように飛んでいる。ピンク・フロイドの演奏中に客席の上を飛んでいるという豚をなんとなく連想する。しかしよく見るとそれは飛行船ではなくバスのように見える。なぜバスが空を飛んでいるのだろう、と思って考えているうちに、自分の真上を過ぎてしばらくいったところで逆風を受けて押し戻されるような格好で急降下してきて、空から落ちてきたバスは道向かいにあるビルのすぐ裏に建つこのあたりで一番高いビルのてっぺんを直撃して爆発する。そのビルが一気に崩れ落ちて、爆風であたりに炎や破片や飛び散った。
この道にいては危ないと思い、自分のマンションの裏側にある鉄道の呼込み線を越えたところのだだっ広い空き地から様子を見守った。土煙がゆっくり高く舞い上がっている。まわりのビルがいくつか燃えていて、そのうちふたつのビルがつづけて崩れ落ち、周りに破片が飛び散って被害が広がる。他のビルももう壁面が崩れ落ちているせいで、ゆがんだ建物の中にいる人たちがうろたえている姿が見える。
自分の住んでいるマンションも裏から見て形が少し崩れている。このままどんどんひどくなっていくのだろうから、中に入れるのは今のうちだけかもしれず、大事な物をいくつかでも運び出そうと考え、戻って建物に入った。
階段の壁もかなり崩れていて、途中の階でふさがってしまっているので、非常階段の方にいこうとして、廊下がゆがんで人の部屋を通らざるをえない。すみません、えらいことになりましたねえ、などと挨拶しながら知らない人の部屋を通る。床がぺこぺこで下に抜けそうで、足元をさぐりながら歩く。非常階段を使って十階にたどり着いた。
部屋の仕切りはほとんどなくなっている。同じ階に住んでいても顔を合わせたことがない人たちと話す。なぜかさっき電話をかけようとした女性ドラマーがいる。きくとたまたま同じ階に住んでいる男の恋人なのらしい。他の住人とも話してみると、知り合いの知り合いといった感じで外にいる友人たちを通してほとんどの人とつながりがあることがわかった。でもこれからここをどうするか話し合っても話はまったくかみあわない。彼らはずっとこの中にいたせいか、みんな楽観的にみえる。
このままここにいたらいつまでも降りられないと思い、持っていく物を選びにかかる。でもなかなか決められないで迷う。もうここには二度と来られないかと思うと、パソコンやギターや通帳やと考えるも、ますます迷う。急に足元が傾いて斜めになる。建物が首をかしげるようにガクッと動いたのではないかと思う。でもしばらくでまた水平に戻ったが、いよいよ危ない気がして、結局ほとんど何ももたずにまた非常階段から降りはじめる。
さっき通れたところがもうふさがっていて行き止まりで、これから先はまともに降りられなさそうだ。そこにいた小さい娘ふたりを連れた女性にきくと、今もまだエレベーターは動いているという。
ボタンを押して待っていると、長い時間かかってようやくドアが開いたので、四人で乗る。下がりはじめてすぐに大きな音が数回してぐらぐらと揺れた、と思ったら停まってしまう。中に取り残されて、いつ落下するかと気が気でない。
2008年1月4日(金) at 04:37
Hey Say / ひがし
音楽 > myblog
元旦には少し雪、寒い。でもまだスタットレス・タイヤに換えてない。まだ一枚も年賀状書いてないし・・「オン・ザ・コーナーBox」を聴きながら、例年通りカレーを食う正月。
この年号も早20年目で、昭和でいえば終戦の年か。でものん気に見えて同じぐらいにシビアな経済的戦時下/占領下のような気がしてしまう。年末年始の為替ジェットコースターは、胴元がパキパキにキメた頭で、各国通貨間のバランスはしっかりとりつつも、無茶苦茶にかき乱している、としか思えない底引き網状態、日本人だけが気を抜いてる間にどれほどの八百長が行われているかを、かかわってみて初めて知る。12月27日夜に一ドル114円60銭だったのが、1月3日夜には108円を割り込みそうで、日本の貿易黒字を担っている製造業には青ざめた年始になる。それでも何もいえない政府や日銀は何のためにあるのか、そのことにふれないマスコミもまた何のためにあるのやら。
この年号も早20年目で、昭和でいえば終戦の年か。でものん気に見えて同じぐらいにシビアな経済的戦時下/占領下のような気がしてしまう。年末年始の為替ジェットコースターは、胴元がパキパキにキメた頭で、各国通貨間のバランスはしっかりとりつつも、無茶苦茶にかき乱している、としか思えない底引き網状態、日本人だけが気を抜いてる間にどれほどの八百長が行われているかを、かかわってみて初めて知る。12月27日夜に一ドル114円60銭だったのが、1月3日夜には108円を割り込みそうで、日本の貿易黒字を担っている製造業には青ざめた年始になる。それでも何もいえない政府や日銀は何のためにあるのか、そのことにふれないマスコミもまた何のためにあるのやら。
2008年1月3日(木) at 21:57
Getting Worse / ひがし
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パキスタンからイランを通ってトルコに抜けたのは89年の初め、その時もアフガンからのソ連軍の撤退開始、イラン・イラク戦争終結直後のホメイニ革命十周年祭や「悪魔の詩」問題、今と変わらないトルコでのクルド人問題など、ややこしい時期だったが、あの地域の人々はフレンドリーで平和な旅だった。
今日ブット女史がテロで死亡(ベネジル・ブットは僕が旅行していた時に首相だった)、イランでは日本人大学生が誘拐されたまま、米議会による百年前にあったアルメニア人虐殺への非難決議に反発してトルコ軍がイラクのクルド人地区に越境と、今の方がはるかに危険で、冷戦終わってからの20年で世界はどんどん悪くなるばかり。日本もまた同じ暗雲の下にある。
(追記・ブットの暗殺についての正確な時刻は発表されているのだろうか。そのせいで経済指標も大きく動いたとされていて、たしかに昨夜はずっと見ていたから日本時間の夜9時半から11時頃(パキスタンでは夕刻)のジェットコースターのような動きをよく覚えているので、照らしあわせてみたいのだが、そのあたり曖昧な情報しか配信されてないような気がするし、急降下の前に急上昇があったのだから、それすら織り込まれていたとすればおそろしい。暗殺の状況も目撃証言が出されるわけではなく、犯人は自爆したとされ、各国はイスラム原理主義によるテロという前提で非難声明を並べているが。そもそもブットの帰国は米政府の要望が大きかったはず、親米派の元首相さえも捨て駒か・・)
今日ブット女史がテロで死亡(ベネジル・ブットは僕が旅行していた時に首相だった)、イランでは日本人大学生が誘拐されたまま、米議会による百年前にあったアルメニア人虐殺への非難決議に反発してトルコ軍がイラクのクルド人地区に越境と、今の方がはるかに危険で、冷戦終わってからの20年で世界はどんどん悪くなるばかり。日本もまた同じ暗雲の下にある。
(追記・ブットの暗殺についての正確な時刻は発表されているのだろうか。そのせいで経済指標も大きく動いたとされていて、たしかに昨夜はずっと見ていたから日本時間の夜9時半から11時頃(パキスタンでは夕刻)のジェットコースターのような動きをよく覚えているので、照らしあわせてみたいのだが、そのあたり曖昧な情報しか配信されてないような気がするし、急降下の前に急上昇があったのだから、それすら織り込まれていたとすればおそろしい。暗殺の状況も目撃証言が出されるわけではなく、犯人は自爆したとされ、各国はイスラム原理主義によるテロという前提で非難声明を並べているが。そもそもブットの帰国は米政府の要望が大きかったはず、親米派の元首相さえも捨て駒か・・)


