ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組 / プロジェクト Y子
ショッピング > ■ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組み
限定数にて再販売中です!
加古川の世界最古の老舗タオルが生む「極上の肌触り」を体験!
風呂のない家はあっても、タオルのない家はない。
生まれてからすぐに肌に触れるのも、青春の汗を吸ってくれるのもタオル。これほど身近な存在なのに、いや、それゆえに意識されることが少ない。
もちろん私もそうだった。だって、タオルをブランド買いしてる人って、どれくらいいます? タオルなんて、拭ければいいやん。
「稲岡工業」のタオルとの出会いは、昨年クリスタ長堀で開催された「泉州こだわりタオル市」でのこと。泉州タオルは明治時代から続く伝統の地場産業。しかし昨今では安い中国産の台頭で、差別化に懸命なのだ。
それをアピールするために、イベントには趣向を懲らしまくったたくさんのタオルが展示されていた。
しかし、デザインやアイデアを懲らされた品々があまりにも多種多様に並んでいて、逆に「タオルなんて拭ければいいやん」という思いが強まってしまった。
「タオルはタオルやん」。
そうつぶやきながら、半ば投げやりに手を触れた1枚のタオルにギョッとした。
そう、ギョッとした。
「うぬぬ…これ何? タオル?」
柔らかさを通り越して、触れた手がめり込むような…まるで低反発クッションのような弾力すら感じられる触感。そしてほんわり包み込むような毛足の柔らかさ。触った手からじんわりと、癒しオーラが伝わってくるというか。
風呂上がり、こんなタオルに全身くるまれたら、どれほど快感だろうか…。
「極上のタオル…」。
思わずそうつぶやいてしまった。このタオルを出品していたのが、「稲岡工業」。
■ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組 買うblogへ
このタオルを作った「稲岡工業」は泉州ではなく播州で明治時代から続くタオルの老舗であった。創業は明治24年。日本でタオルが作られた歴史と、ほぼ同時期。
「現存するタオル専門の工場としては、当社は世界最古ではないでしょうか」と、営業の岡村さんの談。
加古川市内に3つある工場のうち、お邪魔した宝殿の工場は3つめというが、それでも大正時代の建物だ。昔をしのばせる赤レンガの建物が敷地に残り、なんともレトロな眺めです。
付近は民家もまばらな、のんびりした風景。このなんの変哲もない場所で100年以上ものあいだ、タオルを織る織機の音が響いてきたと思うと、ちょっと感動的ではないですか。
■ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組 買うblogへ
「稲岡工業」は、ほぼ100パーセントを受注生産で製作するタオルメーカーです。一般にその名が知られることはあまりありませんが、その品質の高さは全国屈指。特に独特の柔らかな風合いは業界では「稲岡風合い」と呼ばれているそうです。
「今はその風合いを生かせるボリュームある高級タオルがなかなか売れないのが現状ですね。バブルの頃は海島綿を使ったような高品質のタオルやボリュームのある高級タオルを作ったりもしました。でも、これからも質を高めて心地よさを目指して行くことには変わりはありません」。
岡村さんのご案内で、工場見学に出発。
■ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組 買うblogへ
「稲岡工業」の品質へのこだわりは、織りから染めまでの一貫製作。原料の品質までに目を配り、仕上げまでに責任を持つという徹底した品質保証のスタンスです。
たとえば「オーガニックコットン使用」と銘打つタオルでも、メーカーが仕上がり済みの生地を使っている場合、原料のチェックまではできないということがあるわけです。
「泉州こだわりタオル市」で私が感動したタオルは「中空無撚糸」という、空気をたっぷり含む糸を使ったものだそうです。この糸は優しい肌触りでベビーウェアなどで人気のある素材です。糸からここまでこだわれるのも、一貫工程ならではといえます。
大正時代からの煙突が残る工場では、昔から変わらない丁寧な作業が続いています。
■ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組 買うblogへ
ここでのタオル作りは、糸ののり付け作業から始まります。こうして綿糸を織りやすく加工する下準備をされた糸が、織機に向かいます。なるほど、本当に一貫製造ですね。
■ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組 買うblogへ
こちらは織り上がり、染めを待つ無地の生地です。
同じ白ですが、微妙な色の違いがあるのをご注目下さい。白いのが「先晒」、生成のほうが「後晒」の生地です。
この「後晒」とは、タオルの肌触りと吸水性を決める大きなポイントです。
タオルに使われる綿糸は、前回見たようなのり付けの工程を経て織られます。
新品のタオルを使う時、水をはじいてちっとも肌触りがよくないといった経験が誰にでもあるでしょう? これは、タオルにのりが付いたままの状態なのです。
「後晒」とは、のりの付いた織り上がりのタオルを仕上げに洗い晒す工程をいいます。こうすることで綿本来の柔らかさが生かされ、吸水性が高まり、製造工程で出たヨゴレも落ちます。こうして一手間かけるこだわりが、快適で柔らかなタオルの風合いを生むのです。
「後晒」は泉州のタオル工場でも採用されている工法で、「稲岡工業」でも一部をのぞく全てのタオルが「後晒」で作られています。
しかも、「稲岡工業」ではこの「晒し」の工程をすべて天然水で行っているとか!
まさに別格のこだわりです。
■ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組 買うblogへ
伝統の技術を継承する工員さん達は、昔も今も真剣です。
■ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組 買うblogへ
こちらは10年前の新工場の様子。
ここでは様々なデザインのジャガード織りタオルが作られています。リズミカルな織機の動きと共に、見る見る織り上がってゆく様々なタオル。その中には、某高級ブランドのタオルもありました。品質のよさを求めて、さまざまなブランドからもこの工場に発注がかかるのです。
稲岡工業では新しい試みも行われています。
たとえば竹の繊維を使ったタオル、備長炭を繊維に含ませたタオル…。
小さな長方形の布の上に、無限の可能性を求めて止まない。そんな老舗のタオルへの情熱…未来のタオルがここから生まれてゆきます。
■ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組 買うblogへ
工場の片隅に、昭和初期の織機がひっそりと置かれていました。
現役時代には一体どんな動きをしたのか、ちょっとギーガーのオブジェみたいで凄みがあります。当時はすべての織機に通産大臣の認証がついていました。
タオルがまだ珍しかった明治時代、手ぬぐいとは全く違う柔らかな風合いの織物を生み出すこの織機は、きっと羨望のまなざしを集めていたことでしょう。
日本でのタオル誕生から100余年。タオルはどこの家にもある身近なものになりましたが、本当に肌触りのいい上質のタオルは、むしろ身の回りから少なくなってきているのは残念なことです。
タオルの優しい肌触りが人の心をほっとさせることには、明治時代も今も変わりはないはずです。
お風呂上がりに最初に素肌に触れるタオルを、肌へのぜいたくとしてこだわってみませんか?
肌の過敏な方、赤ちゃんやお年寄りにもお勧めです。
私ですか? もちろん自分用に頂きますよ。
風呂上がりのリラックス度アップ。エステより高級タオルでしょう!
■ホテルが選んだタオルの会社 バスタオル2枚組 買うblogへ
加古川の世界最古の老舗タオルが生む「極上の肌触り」を体験!
生まれてからすぐに肌に触れるのも、青春の汗を吸ってくれるのもタオル。これほど身近な存在なのに、いや、それゆえに意識されることが少ない。
もちろん私もそうだった。だって、タオルをブランド買いしてる人って、どれくらいいます? タオルなんて、拭ければいいやん。
「稲岡工業」のタオルとの出会いは、昨年クリスタ長堀で開催された「泉州こだわりタオル市」でのこと。泉州タオルは明治時代から続く伝統の地場産業。しかし昨今では安い中国産の台頭で、差別化に懸命なのだ。
それをアピールするために、イベントには趣向を懲らしまくったたくさんのタオルが展示されていた。
しかし、デザインやアイデアを懲らされた品々があまりにも多種多様に並んでいて、逆に「タオルなんて拭ければいいやん」という思いが強まってしまった。
「タオルはタオルやん」。
そうつぶやきながら、半ば投げやりに手を触れた1枚のタオルにギョッとした。
そう、ギョッとした。
「うぬぬ…これ何? タオル?」
柔らかさを通り越して、触れた手がめり込むような…まるで低反発クッションのような弾力すら感じられる触感。そしてほんわり包み込むような毛足の柔らかさ。触った手からじんわりと、癒しオーラが伝わってくるというか。
風呂上がり、こんなタオルに全身くるまれたら、どれほど快感だろうか…。
「極上のタオル…」。
思わずそうつぶやいてしまった。このタオルを出品していたのが、「稲岡工業」。
「現存するタオル専門の工場としては、当社は世界最古ではないでしょうか」と、営業の岡村さんの談。
加古川市内に3つある工場のうち、お邪魔した宝殿の工場は3つめというが、それでも大正時代の建物だ。昔をしのばせる赤レンガの建物が敷地に残り、なんともレトロな眺めです。
付近は民家もまばらな、のんびりした風景。このなんの変哲もない場所で100年以上ものあいだ、タオルを織る織機の音が響いてきたと思うと、ちょっと感動的ではないですか。
「今はその風合いを生かせるボリュームある高級タオルがなかなか売れないのが現状ですね。バブルの頃は海島綿を使ったような高品質のタオルやボリュームのある高級タオルを作ったりもしました。でも、これからも質を高めて心地よさを目指して行くことには変わりはありません」。
岡村さんのご案内で、工場見学に出発。
たとえば「オーガニックコットン使用」と銘打つタオルでも、メーカーが仕上がり済みの生地を使っている場合、原料のチェックまではできないということがあるわけです。
「泉州こだわりタオル市」で私が感動したタオルは「中空無撚糸」という、空気をたっぷり含む糸を使ったものだそうです。この糸は優しい肌触りでベビーウェアなどで人気のある素材です。糸からここまでこだわれるのも、一貫工程ならではといえます。
大正時代からの煙突が残る工場では、昔から変わらない丁寧な作業が続いています。
同じ白ですが、微妙な色の違いがあるのをご注目下さい。白いのが「先晒」、生成のほうが「後晒」の生地です。
この「後晒」とは、タオルの肌触りと吸水性を決める大きなポイントです。
タオルに使われる綿糸は、前回見たようなのり付けの工程を経て織られます。
新品のタオルを使う時、水をはじいてちっとも肌触りがよくないといった経験が誰にでもあるでしょう? これは、タオルにのりが付いたままの状態なのです。
「後晒」とは、のりの付いた織り上がりのタオルを仕上げに洗い晒す工程をいいます。こうすることで綿本来の柔らかさが生かされ、吸水性が高まり、製造工程で出たヨゴレも落ちます。こうして一手間かけるこだわりが、快適で柔らかなタオルの風合いを生むのです。
「後晒」は泉州のタオル工場でも採用されている工法で、「稲岡工業」でも一部をのぞく全てのタオルが「後晒」で作られています。
しかも、「稲岡工業」ではこの「晒し」の工程をすべて天然水で行っているとか!
まさに別格のこだわりです。
ここでは様々なデザインのジャガード織りタオルが作られています。リズミカルな織機の動きと共に、見る見る織り上がってゆく様々なタオル。その中には、某高級ブランドのタオルもありました。品質のよさを求めて、さまざまなブランドからもこの工場に発注がかかるのです。
稲岡工業では新しい試みも行われています。
たとえば竹の繊維を使ったタオル、備長炭を繊維に含ませたタオル…。
小さな長方形の布の上に、無限の可能性を求めて止まない。そんな老舗のタオルへの情熱…未来のタオルがここから生まれてゆきます。
現役時代には一体どんな動きをしたのか、ちょっとギーガーのオブジェみたいで凄みがあります。当時はすべての織機に通産大臣の認証がついていました。
タオルがまだ珍しかった明治時代、手ぬぐいとは全く違う柔らかな風合いの織物を生み出すこの織機は、きっと羨望のまなざしを集めていたことでしょう。
日本でのタオル誕生から100余年。タオルはどこの家にもある身近なものになりましたが、本当に肌触りのいい上質のタオルは、むしろ身の回りから少なくなってきているのは残念なことです。
タオルの優しい肌触りが人の心をほっとさせることには、明治時代も今も変わりはないはずです。
お風呂上がりに最初に素肌に触れるタオルを、肌へのぜいたくとしてこだわってみませんか?
肌の過敏な方、赤ちゃんやお年寄りにもお勧めです。
私ですか? もちろん自分用に頂きますよ。
風呂上がりのリラックス度アップ。エステより高級タオルでしょう!
2005年2月1日(火) at 10:00
このエントリ(記事)へのコメント
麗しのタオル(マダム風) / 天見 真里子 URL
うーん、「触ってみたい…」の一言。
タオルはアメリカ製の“質実剛健、100回洗っても大丈夫”なタイプが好みで、旅行に行ったら、かさばると思いつつあまりの安さに買ってきてしまうのですが、これを読んでなんだか心動かされました。だってホテルでもゴワゴワの荒いクリーニングかけられたタオルは嫌だもんなぁ。
引っ越しした友人にプレゼントしようかしら、と思ったけど1枚は自分で使おうっかなー。
タオルはアメリカ製の“質実剛健、100回洗っても大丈夫”なタイプが好みで、旅行に行ったら、かさばると思いつつあまりの安さに買ってきてしまうのですが、これを読んでなんだか心動かされました。だってホテルでもゴワゴワの荒いクリーニングかけられたタオルは嫌だもんなぁ。
引っ越しした友人にプレゼントしようかしら、と思ったけど1枚は自分で使おうっかなー。
2005年02月02日(水) at 21:43
はぁ・・・直撃! / えいみ.c URL
いい感じのタオルが欲しかったんですよ。
でもよくよく考えたら、タオル、しかもバスタオルって自分で買ったこと
無かったんですよね。
頂き物のイイのんを自分用として実家から持ち出してたりしてました。
で、今まで使っていたバスタオルがそろそろリタイヤだなと、
そういえば、友達がお泊りに来たときに、イイ肌触りのバスタオルがないなーと
思っていたぞ、とタイムリーに思い出して、ほとんど衝動買いに近いですが、
先ほど購入しました
完全受注生産ってことで届くのにとっと時間を要しますが、
楽しみに待っています
あたしのハートに直撃だ!
でもよくよく考えたら、タオル、しかもバスタオルって自分で買ったこと
無かったんですよね。
頂き物のイイのんを自分用として実家から持ち出してたりしてました。
で、今まで使っていたバスタオルがそろそろリタイヤだなと、
そういえば、友達がお泊りに来たときに、イイ肌触りのバスタオルがないなーと
思っていたぞ、とタイムリーに思い出して、ほとんど衝動買いに近いですが、
先ほど購入しました
完全受注生産ってことで届くのにとっと時間を要しますが、
楽しみに待っています
あたしのハートに直撃だ!
2005年02月04日(金) at 16:37
一枚は寝具に / 沢田眉香子 URL
あー天見さん、質実剛健派ですか。
私、外国のホテルにあるような分厚いタオル、ちょっと苦手。
かといってフワフワの高級タオルってたまにいただくんですが、ホレあの妙にデコラな縁飾りがありがちでしょ?
シンプルな高級タオルって、珍しいんじゃないでしょうか? で、いっちょ買い。
そんなにふかふかなら一枚は枕カバーに使おっと。
ごわごわした枕カバー、お肌の大敵らしいですよ、奥さん!
私、外国のホテルにあるような分厚いタオル、ちょっと苦手。
かといってフワフワの高級タオルってたまにいただくんですが、ホレあの妙にデコラな縁飾りがありがちでしょ?
シンプルな高級タオルって、珍しいんじゃないでしょうか? で、いっちょ買い。
そんなにふかふかなら一枚は枕カバーに使おっと。
ごわごわした枕カバー、お肌の大敵らしいですよ、奥さん!
2005年02月04日(金) at 21:19
このエントリ(記事)へのトラックバック
タオルを買った、極上の手触りのタオルを。 / マイ・ブルー・ヘヴン
実は、百貨店フロアで当初から気になっていたのは、2F。
ものづくりってひらがなで言わないで!
の意気込み、好きだ。
ひらがなで語るほっこりした音感ではないのだ、物を作るということは。
「製造業」でいいのだろう。「メーカー」ですらないかもしれな...
2005年02月13日(日) at 21:08
タオルに出会う / z-style | z production Inc.
何気なく日常で使っているタオル。今まではあまり気にしていませんでしたが、様々な技術が隠れていることを最近知りました。CETのプロジェクトでご一緒させて頂いている鳥山さんがタオル問屋ということもあり、いろいろとお話をお聞きしつつ、今回はタオルを制作する機会を頂きました。 さっそくなので、未知の世界であるこのプロダクトについて、リアルタイムレポートです。...
2005年03月04日(金) at 21:39
親愛なる オカムーさま / 今日もやっぱりえぴきゅりあん
極 上 タ オ ル
タオルぅ〜 (//o//)
なぁーんて、たかだかタオルじゃんって思ってるんでしょぅ?
今そう思ったヤツ、
ばぁかばぁかっ!(笑)
・・・失礼。うかれているものでして、失言を。
ええ完全にノックアウト喰らいましたから。
【...
2005年03月08日(火) at 13:03
タオル産地泉州 / ネギシ研究所
日本各地には、中国や韓国との厳しい競争にさらされながら、がんばっている産地がたくさんある。
こうした産地というのは、以前は国内の需要が旺盛で、とにかく問屋の注文どおり作れば売れるということで、消費者のニーズにあまり頓着しないで生産していたというところが多い。したがって、例えば「お宅の製品はどこのお店で買えますか?」と聞かれても、「いやー、うちは問屋に納めているだけで、問屋さんに聞いてもらわないとわかりませんわ。」というような感覚が普通であった。
しかし、バブルの崩壊と中国はじめアジア経済の台頭で情勢は一変した。減少した国内需要に価格競争で産地は大打撃を受けた。何しろいままで注文を出してくれていた問屋が中国に注文を出すようになり、消費者との接点を持たなかった産地は何をつくってどう売ればいいのか全くわからない状態に放置されることになったのである。
しかし、ここ数年で、こうした産地にも新しい風が吹き始めたようだ。それは、一言で言えばものづくりへのこだわりとも言える高品質品生産のための努力と、消費者に向けた情報発信の強化である。一つの例を大阪南部泉州地域のタオル組合に見ることができる。
大阪泉州は「河内木綿」の伝統を活かし、大消費地大阪を控えて明治以降日本最大規模のタオル産地となっていた。主として新聞や酒屋の景品向けの低価格タオルを中心に生産してきていたが、こうした分野は中国産の低価格タオルの台頭によりあっけなく競争力を失ってしまった。現在は日本ならではの吸水性が高く、また、アトピーなどにやさしい化学物質含有量の低いタオルの生産に注力しており、組合を挙げて「泉州こだわりタオル」としてブランド化に取り組んでいる。大阪の都心ナンバや、泉州の玄関口関西国際空港近くにアンテナショップを設ける等、新しい取り組みにも積極的だ。
従来はいいものをつくっても、店頭で十分そのよさを説明することができず、どうしても価格の安い外国産品にかなわなかったというが、インターネットを活用することで、ホームページの中でタオルの特性を十分説明し、消費者の納得を得て根強いリピーターを獲得しつつあるともいう。泉州こだわりタオル、なかなかの注目株ではないだろうか。
泉州こだわりタオル(大阪タオル工業組合)
こうした産地というのは、以前は国内の需要が旺盛で、とにかく問屋の注文どおり作れば売れるということで、消費者のニーズにあまり頓着しないで生産していたというところが多い。したがって、例えば「お宅の製品はどこのお店で買えますか?」と聞かれても、「いやー、うちは問屋に納めているだけで、問屋さんに聞いてもらわないとわかりませんわ。」というような感覚が普通であった。
しかし、バブルの崩壊と中国はじめアジア経済の台頭で情勢は一変した。減少した国内需要に価格競争で産地は大打撃を受けた。何しろいままで注文を出してくれていた問屋が中国に注文を出すようになり、消費者との接点を持たなかった産地は何をつくってどう売ればいいのか全くわからない状態に放置されることになったのである。
しかし、ここ数年で、こうした産地にも新しい風が吹き始めたようだ。それは、一言で言えばものづくりへのこだわりとも言える高品質品生産のための努力と、消費者に向けた情報発信の強化である。一つの例を大阪南部泉州地域のタオル組合に見ることができる。
大阪泉州は「河内木綿」の伝統を活かし、大消費地大阪を控えて明治以降日本最大規模のタオル産地となっていた。主として新聞や酒屋の景品向けの低価格タオルを中心に生産してきていたが、こうした分野は中国産の低価格タオルの台頭によりあっけなく競争力を失ってしまった。現在は日本ならではの吸水性が高く、また、アトピーなどにやさしい化学物質含有量の低いタオルの生産に注力しており、組合を挙げて「泉州こだわりタオル」としてブランド化に取り組んでいる。大阪の都心ナンバや、泉州の玄関口関西国際空港近くにアンテナショップを設ける等、新しい取り組みにも積極的だ。
従来はいいものをつくっても、店頭で十分そのよさを説明することができず、どうしても価格の安い外国産品にかなわなかったというが、インターネットを活用することで、ホームページの中でタオルの特性を十分説明し、消費者の納得を得て根強いリピーターを獲得しつつあるともいう。泉州こだわりタオル、なかなかの注目株ではないだろうか。
泉州こだわりタオル(大阪タオル工業組合)


