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シュワルツェネッガーがブッシュにレッドカード。 / よねやま

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シュワルツェネッガー米カリフォルニア州知事が地球温暖化対策会議席上、ブッシュの温暖化対策を批判し、次期政権への期待をふまえて18州の政策連合を打ち出す。主要ニュースサイトが一斉に報じている。パリの主要排出国会合に合わせて発表された感のあるブッシュの声明は、欧州の失望とあきらめをもたらし、各国の批判が浴びせられている。

ブッシュの論点は、2025年までに温暖化ガス排出増加をゼロとするというものだから、逆にそれまでは増加は野放しということなので、日本の環境大臣も大変珍しく、批判的な立場をあらわにしている。これは次期政権の環境政策の方向性を適切に見極めているというシグナルでもあろう。

世の中の趨勢はノー・モア・ブッシュである。アフリカ歴訪がすでに最後の花道だったということであろう。

実は日本の中期目標もはなはだ甘く、基準年の見直しがその前提となっている。

中国やインドは、国の総量ではダントツだが、人口で割れば、一人あたりの温暖化ガスの排出量は、先進国を大きく下回る。主要排出産業別の排出抑制のリーダーシップと省エネ技術の公正な技術移転が、鍵を握る生命線となる。

今は、いたずらに時が過ぎるのをがまんする「踊り場」の時期であろう。北京オリンピックの重要性を遥かにこえる、地球温暖化に向けた国際的な結束を、シュワルツェネッガーやアル・ゴアが、次期政権が取り組むべき最初の「フロンティア」としてカナライズしている。それにどう答えるかは、はなはだ重要なホワイトハウスの戦略広報、シナリオのオプションであろう。連邦全てで取り組むべきものを怠ってきたが、これからは違うというメッセージを強力に演出することになるだろう。それは、極めてアメリカ的である。
2008年4月19日(土) at 21:40